アップ・ダウンの目的

ウォーミングアップは
メインの運動(競技)で
高いパフォーマンスを発揮するために
体と心の準備を行う為のものです。
では実際にどんな事をすべきなのか、
体と心に分けて具体的に書いていきます。
まずは体の準備から。
主な目的は2つ。
①筋肉の温度を上げる
②神経の通りを良くする
(脳からの指示に対して反応を良くする)
筋肉の温度を上げるために一般的には
軽いランニングから始める事も多いはず。
また動的ストレッチから
始める事もあります。
動的ストレッチは筋肉に刺激を与えながら
しっかり伸ばすことも出来るため、
プロスポーツの世界でも
多く取り入れられています。
そして筋肉がある程度温まり、
体温が上がると、
ダッシュやジャンプなど、
瞬発的に筋肉を使う運動を行います。
次に心の準備。
心の準備は要するに気持ちを高めていく、
作っていくと言われる作業です。
当然練習場所や競技場などに
入った時点から心の準備が出来ているに越した事はありません。
しかし、個人差があるのも事実。
アップには、チームで同じ動きをする事で一体感を高めて、
心理的に盛り上げていく目的もあります。
当然個人競技でも、
アップのメニューをこなす事で、
スイッチを切り替えていき、
気持ちを高めていく事が大切です。
次にクールダウンについて。
クールダウンは時と場合により、
やるべき事が変わってきます。
分かりやすく言えば、
 
1日の終わりに行うダウンと、
 
1試合目が終わってその日のうちにまだ試合がある場合では、
 
目的が違うため、当然ながらやり方も異なるという事です。
1日の終わり、その後に運動を行う予定などが無い場合は、
軽めのランニングや水泳などを
体に負担がかからないようなレベルで行うべきです。
キツイと感じるような強度で行うと効果的とは言えません・・・
以前ある高校のダウンで、夏の練習終わりに身体を冷やす目的も兼ねてプールに
入っていましたが、真夏で水温が上がりすぎていて身体を冷やす事が出来ず、
さらに激しいメニューが組まれており、
かえって疲労が溜まるという元も子もない事が行われていました。
先述したように、ダウンの目的は安静時の状態に身体を近づけていく事。
そして運動によって体に溜まってしまった乳酸などを早く取り除くため、
ある程度の強度で代謝を高めながら行う事が重要です。
小難しい話になってしまいましたが、
運動する時には毎回行うアップとダウン。
少しでも意味を理解し、
目的を持って取り組む事でより高い効果を得られるので参考にして下さい。